しわとたるみと美容鍼~仙台市青葉区で美容鍼をお探しの方へ~
しわやたるみがあるとお顔の印象が大きくかわりますよね。
小じわを目立たなくするといった化粧品がよく売られていることからも、しわやたるみにお悩みの方が多いことがわかります。
そこで、今回はしわとたるみと美容鍼についてのお話です。
しわには大きく3種類に分けられます。
一つ目は、皮膚の表面の層(表皮)が乾燥して起こるしわ。ちりめんじわ・小じわとも言われます。これは引っ張ると消えるのが特徴です。
二つ目は、皮膚の少し深いところ(真皮)がダメージを受けて委縮した皮膚になって起こるしわ。これが加齢や紫外線などで皮膚の重力を支えきれなくなってくると大じわと呼ばれます。こうなると引っ張ってもそうそう消えません。
三つ目は、同じ表情を繰り返すことによって起こるしわ。表情じわとも言われます。これも、筋肉を動かしたときだけに出るものと筋肉を動かしていないときにも出てしまう静止じわとがあります。
たるみは皮膚や脂肪を支えきれなくなることで肌全体が下がり起こります。しわが深くなることでたるみにつながることもあります。
表皮じわのうちは保湿などに気を付ければいいのですが、真皮のしわになってくるとなかなか改善が難しくなってきますので、早め早めのケアが大切ですね。
なかなか難しい方や最近特に気になるようになってきたという方は、美容鍼灸で表皮層、真皮層、筋肉いずれにも刺激を与えることができますのでおすすめです。
次にしわとたるみの原因ですが、原因としては加齢と筋肉の緊張や低下、乾燥、紫外線、胃腸などの内臓が弱っていることなどが挙げられます。
加齢…加齢は誰しもが避けられないものですが、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンといった繊維が失われやすくなってきます。女性は女性ホルモンの低下も関係してくるので気を付けたいところです。
筋肉の緊張や低下…皮膚は表情筋についていますので、よく動かす皮膚にはそれだけしわができやすくなりますし、筋肉が緊張すれば靭帯などの動かないところとの間に皮膚の凹みや隆起ができてしわとなります。
乾燥…乾燥もしわやたるみの原因となりますので、乾燥肌じゃないからといって保湿をおざなりにしないようにしていきましょう。
紫外線…紫外線=日焼けをイメージする方は多いと思いますが、皮膚には確実にダメージを与えています。
胃腸などの内臓機能の低下…東洋医学の考え方ですと、消化吸収の力が弱まることで、食物から摂取した栄養を運ぶ気や血の流れも悪くなり、たるみにつながります。また、脾には昇清作用という飲食物の消化によって生成されたものを上に昇らせたり、臓器や器官が下がらないように保つ作用があるので、これらに問題があることでたるみにつながることもあります。
続いて、普段の生活で気をつけられるしわやたるみの対策についてお話ししますね。
しわのお手入れ方法
1.十分な睡眠時間をとる
睡眠不足は美肌の大敵です。
お肌のゴールデンタイムは午後10時から午前2時と言われていますが、10時に寝るのはなかなか難しい…という方はできるだけその日のうちに就寝しましょう。ホルモンが分泌されてお肌の新陳代謝を促してくれます。
2.紫外線を避ける
先ほどお伝えしたように紫外線は真皮まで傷つけるためしわができる根本的な原因をつくってしまいます。紫外線対策として、日焼け止めだけでなく長袖を着たり、日傘やサングラス、帽子の使用をおすすめします。
また日差しの強い夏だけでなく、紫外線は一年中お肌に当たります。一年を通して紫外線対策を心がけましょうね。
3.乾燥を防ぐ
特に秋や冬の季節になると湿度が低下するため空気が乾燥しお肌の水分も奪われやすくなります。乾燥は水分を奪うだけでなく、血流もわるくしてしまい、皮脂分泌も低下するためしわの原因をつくってしまうことがあります。お肌には十分な水分を与え、しっかりと保湿を心がけましょうね。
4.適度な運動を行う
たるみやしわの原因としてあげられるものの中に、顔などの筋肉が衰えることで皮膚を支えきれなくなり、たるみが起こります。筋肉の衰えを防ぐためにも表情筋のストレッチやトレーニング、顔ヨガなどちょっと日常生活に取り入れられるといいですね。
これらのことに気を付けつつ、ご自宅でできるしわとたるみにおすすめのセルフケアのツボをご紹介します。
①フェイスラインのたるみが気になる方に
ツボ…〈大迎(だいげい)〉
【位置】下あごの角(エラ)から骨の縁に沿って指を前に進めていくと、すこし骨がくぼんでいる部分があります。
そっと指をあてると拍動をしていることがわかります。そこが大迎です。
ツボ…<頬車(きょうしゃ)>
【位置】耳たぶの下、フェイスラインから人差し指1本分ほど内側の部分。歯を食いしばると盛り上がって硬くなるところがあり、歯をゆるめるとそこにくぼみができるところです。
②ほうれい線が気になる方に
ツボ…<迎香(げいこう)>
【位置】左右の小鼻のくぼみにあるツボです。
ツボ…<地倉(ちそう)>
【位置】ほうれい線をたどっていった唇の両端にあるツボです。
③頬のたるみが気になる方に
ツボ…<巨髎(こりょう)>
【位置】まっすぐ前を向いた時の瞳から真下に引いた線と、鼻の下縁から横に向かって引いた線が交わる位置にあります。
ツボ…<顴髎(けんりょう)>
【位置】目尻から真っすぐ下に引いた線と、頬骨の下縁から横に向かって引いた線が交わるところです。
④目の下のたるみが気になる方に
ツボ…<承泣(しょうきゅう)>
【位置】下まぶたの窪みのすぐ下にあるツボです。鏡を見て、瞳の位置を確認し、瞳の中心部から真下に降りたところの、骨のふちに承泣のツボがあります。
ツボ…<四白(しはく)>
【位置】上の「承泣」から親指の太さ分下がった場所にあります。少しくぼんでいる部分が四白のツボです。
⑤口周りのたるみが気になる方に
ツボ…<承漿(しょうしょう)>
下唇の下の凹んでいる部分の真ん中にあります。
ツボ…<地倉(ちそう)>
【位置】ほうれい線をたどっていった唇の両端にあるツボです。
⑥上まぶたのたるみが気になる方に
ツボ…<攅竹(さんちく)>
【位置】まゆ毛の鼻側のはしで親指でさぐると、大きくへこんだ部分が攅竹です。
ツボ…<魚腰(ぎょよう)>
【位置】まゆ毛の真ん中あたりにあり、黒目の真上あたりを指でさぐると、へこんだ部分が魚腰です。
ツボ…<糸竹空(しちくくう)>
【位置】まゆ毛のはし(まゆ尻)の、くぼみにあります。
⑦二重あごが気になる方に
ツボ…<頬車(きょうしゃ)>
【位置】耳たぶの下、フェイスラインから人差し指1本分ほど内側の部分。歯を食いしばると盛り上がって硬くなるところがある。歯をゆるめるとそこにくぼみができる、その部分。
ツボ…<下関(げかん)>
【位置】耳の穴の前の凹んだところで、口を開けた時に盛り上がる部分です。
⑧額のしわが気になる方に
ツボ…<魚腰(ぎょよう)>
【位置】まゆ毛の真ん中あたりにあり、黒目の真上あたりを指でさぐると、へこんだ部分が魚腰です。
ツボ…<陽白(ようはく)>
【位置】まっすぐ前を見たときに、瞳孔(どうこう)のライン上にあります。
眉毛にある「魚腰」(ぎょよう)のツボから、2センチほど上の額のところです。
⑨眉間のしわが気になる方に
ツボ…<印堂(いんどう)>
【位置】眉間中央部の陥凹にあります。
ツボ…<攅竹(さんちく)>
【位置】まゆ毛の鼻側のはしで親指でさぐると、大きくへこんだ部分が攅竹です。
⑩目じりのしわが気になる方に
ツボ…<瞳子髎(どうしりょう)>
【位置】親指一本分外側にある、骨のくぼみのところです。
ツボ…<糸竹空(しちくくう)>
【位置】まゆ毛の端(まゆ尻)の、くぼみにあります。
ツボ…<太陽(たいよう)>
【位置】まゆ尻と目尻の中央から、やや後ろにあります。正確には”こめかみ”から、やや目尻寄りにあります。
ここまで様々なつぼをあげてきましたが、すべてのツボはぎゅうぎゅう力をこめて押せば効果が高まるわけではありません。
3~5秒間、やさしく力をかけるようにします。
あくまでやさしくリフトアップやしわの改善を意識して上に引き上げるような感覚で押してあげてくださいね。
クリームをぬるついでに毎日こことここを押す。など決めてやると忘れずに続きますよ!
いかがでしたか?しわやたるみといってもさまざまな原因や対策があるのがお分かりいただけたかと思います。
当サロンの施術ではこれらを踏まえ、しわやたるみが気になる方にもお顔のみの施術ではなく全身調整を含めた施術をおすすめしております。
顔に鍼をすれば、しわやたるみは改善するんじゃないの?という疑問をよくお聞きします。
お顔の鍼はできてしまったしわやたるみを改善しますが、全身調整を含めた美容鍼灸をすることで新たなしわやたるみをつくりにくいお身体にすることができます。
それは、先ほど述べたように女性ホルモンが減少して、しわやたるみが起こっているような方には女性ホルモンを整えるような施術、甘いものの取りすぎで胃腸が弱っていたらそれを補うような施術といったように全身調整を含めた施術をすることで結果的にしわやたるみを新たにつくりにくいお身体へと導くからです。
その方のもつ土台を支えつつ、さらに輝けるように。
harimoonはあなたの美と健康をお手伝いいたします。
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