ニキビと美容鍼~仙台市青葉区で美容鍼をお探しの方へ~

お顔のニキビと美容鍼についてのお話です。

朝起きたら顔にポツンとできていた。

なんてこと少なからず一度は皆様経験したことがあるのではないでしょうか。

もしくはずーっとニキビが繰り返されている方もいらっしゃいますよね。

肌荒れに悩む女性

まず、ニキビってなんでできるの?

という疑問。

この答えが分かったら治すのは意外と早かったりします。

でも、ニキビの原因は千差万別。

本当に様々なのです。

原因がわからないからニキビを治すのは難しいんですよね…。

この薬を塗ったら絶対ニキビ治りますよ!なんて薬があったら今頃こんなにニキビに悩んでいる方はいないはずです。

今の西洋医学ではニキビは病気には入っていません。

赤い大きなニキビは皮膚科にいってお薬をもらったりすることはできますが、白ニキビやポツポツと小さなものは病気ではないので治る。という治療はないのです。

なので今回は東洋医学の面からにきびについてお話していきます。

皆様「五臓六腑」という言葉は聞いたことがあるでしょうか?

東洋医学ではこの「五臓六腑」の考え方をとても大事にしています。

五臓六腑とは…

五臓:肝・心・脾・肺・腎

六腑:大腸・小腸・胃・胆・膀胱 ・三焦

のことです。

五臓六腑

名前は西洋医学でもきいたことのあるものが多いですよね。

しかしこの「五臓六腑」の考え方は少し違います。

例えば五臓は

(1) :血液の貯蔵、血液量の調節、新陳代謝、情緒の安定、臓腑の機能調節

(2) :血液循環、精神・意識・思考活動

(3) :(胃腸+脾臓)消化吸収、血液の運行

(4) :呼吸、気と津液(リンパ)の循環

(5) :生命エネルギーの貯蔵庫、成長・発育・生殖、水分代謝

などの働きをつかさどっていると考えられます。

そしてこの働きが弱くなったりすることで体に不調が現れます。

少し難しいお話になってしまいましたが💦

これをふまえてお顔のニキビもできる箇所によって体のどこに原因があるかを知ることができるのです。

にきびのできたところによる体の不調

1.おでこのニキビ…

ストレスがかかったり、自律神経が乱れたりしているとできやすいといわれています。

またストレスなどから血液の流れが悪くなってできてしまうことも。

2.眉間のニキビ…

肝臓というとアルコールの飲みすぎのイメージがありますが、実は睡眠不足や甘いものの食べ過ぎでも肝臓は疲れます。また過労からニキビができてしまうことも。

3.鼻のニキビ…

消化吸収の力が弱っていたり、血行が悪くなったりするとできやすいと言われています。

4.右頬のニキビ…

潤いが不足してお肌が乾燥したり、のどが乾燥しやすかったりする方にできやすいと言われています。

またリンパや気の流れが悪くなってできることも。

5.左頬のにきび…

肝の疲れにより血行が悪くなっている人にできやすいと言われています。血液循環が滞ってできることも。

6.口周りのニキビ…胃腸

胃の粘膜に炎症が起こっていたり、腸が疲れて便秘気味になっていたりするとできやすいと言われています。

7.下顎のにきび…

顎も腸の疲れで起こることがあります。

女性の場合はホルモンバランスが関係しており、バランスの崩れる生理前にできてしまう人も多くいます。

同じ顔のニキビでもできる場所によってこんなに原因が違ってくるものなのですね。

なんだかいつも同じようなところにニキビができる、という方も多いと思いますが、実はこの根本的なところが治っていないから繰り返されてしまうのです。

この根本的なところを治すために美容鍼灸サロンではこのニキビのできる場所によっても、とるツボをかえていたりします。

ここからは皆様が毎日ちょっとした時間におうちでできるセルフツボケアをお教えします。

1.おでこのニキビが気になる方に。

ツボ…<内関(ないかん)

取り方…手のひらを上にして手首の曲がりじわから自分の薬指~人差し指分上がったところです。

二本のすじの間を押すと痛い方も。

押し方…肘側から、すじの間に指先をぐっと押し込むような感じで3秒〜5秒押します。

内関

2.眉間のニキビが気になる方に。

ツボ…< 太衝(たいしょう)>

取り方…足の甲で、第1指と第2指の骨が交わるところにあるくぼみの中です。脈が感じられるところ。

押し方…人差し指では押しにくいところなので、親指を使ってもOK。足の甲に対して垂直に3秒~5秒押します。

太衝

3.鼻のニキビが気になる方に。

ツボ…< 太白(たいはく )>

取り方…足の親指の付け根にある太い骨(中足指節関節)の内側で、膨らみの後ろの陥凹部にあります。足の甲の親指の骨(中足骨)の下を足首側から撫で降ろしていって、骨の膨らみに突き当たった所にあります。

押し方…息を吐きながら、親指でゆっくり3~5秒程、心地良い程度の力で押し、息を吸いながら、ゆっくり戻します。これを数回程繰り返します。

太白

4.右頬のニキビが気になる方に。

ツボ…<太淵(たいえん) >

取り方…手首の親指側にあるでっぱった骨の外側斜め下あたりのくぼみにあります。手首のしわの上で脈をはかるときに触るところです。

押し方…浅い位置にあるのであまり力を入れすぎず3秒~5秒ゆっくり押します。これを数回繰り返します。

太淵

5.左頬のニキビが気になる方に。

ツボ…< 太衝(たいしょう)>

取り方…足の甲で、第1指と第2指の骨が交わるところにあるくぼみの中です。脈が感じられるところ。

押し方…人差し指では押しにくいところなので、親指を使ってもOK。足の甲に対して垂直に3秒~5秒押します。

太衝

6.口周りのニキビが気になる方に。

ツボ…<足三里(あしさんり) >

取り方…膝蓋骨のすぐ外側にあるくぼみから、自分の人差し指から小指の横の長さ分下がったところですねのふちにあります。

押し方…太い骨にそった位置にあるので、中指や親指を使います。骨を外側から押すイメージで3秒~5秒押します。

足三里

7.下顎のニキビが気になる方に。

ツボ…<三陰交(さんいんこう) >

取り方…内くるぶしの中心から自分の人差し指から小指の横の長さ分上がったところです。骨の後ろのふちを押すと圧痛があります。

押し方…息を吐きながら、ゆっくり3~5秒程、心地良い程度の力で押し、息を吸いながら、ゆっくり戻します。これを数回程繰り返します。

三陰交

全てのツボはぎゅうぎゅう押してしまうのではなく、あくまで優しく押してあげてくださいね。

ふと気づいたときにやってあげるとストレスにならずに続きます。

セルフツボケアのお話をしましたが、

つぼを刺激するだけでニキビが治るの?なんて疑問はありませんか?

もちろんつぼを刺激してあげることで、ニキビの改善を早くする、または新たなニキビをつくりにくくする効果はあります。

美容鍼灸サロンでもニキビのない肌をつくれるように施術をしていきますが、私たちが施術と同じくらい大切にしているのが

お客様自身でできる肌のお手入れ方法やトラブル防止法をお伝えすることです。

お客様によって通える頻度も異なれば、お客様が毎日美容鍼灸サロンに通うことも難しいので、お客様自身でよりお肌をきれいに保てるような方法がとても大切になってきます。

なので日常生活でできるニキビの予防法もお話ししていきますね。

1.十分な睡眠時間をとる

睡眠不足は先ほどお伝えしたように肝を弱めてしまいます。それだけでなく、体全体がしっかりと休まらないと疲労となってニキビができてしまったりします。

睡眠不足は美肌の大敵です。

お肌のゴールデンタイムは午後10時から午前2時と言われていますが、10時に寝るのはなかなか難しい…という方はできるだけその日のうちに就寝しましょう。

ホルモンが分泌されてお肌の新陳代謝を促してくれます。

2.規則正しい食事を心がける

甘いものの食べ過ぎ、脂っこいものの食べ過ぎは胃腸が消化し切れずに体の毒となってニキビに現れます。

また食べる時間も出来るだけ3食決まった時間に食べると胃腸に負担があまりかかりません。

ただ甘いものが大好きだったり、脂っこいものが大好きだったりすると、急に全部を我慢して逆にストレスになり、他のところにニキビができたりするのでほどほどにしてくださいね笑

3.清潔なお肌を保つ

皆様、頬杖をついたり前髪をいじる癖があったり、鼻を触る癖があったりしませんか?手がお肌に触れるたびに手の細菌がお顔にもついてしまい、お肌に負担がかかっています。

また髪の生え際にニキビができやすい方はシャンプーやトリートメント、洗顔料が十分に落とし切れずに残ってしまっている可能性大です。

4.紫外線を避ける

紫外線は活性酸素を発生させる原因の一つと言われています。この活性酸素は過酸化脂質を作り出し、ニキビやシミの原因となります。

紫外線対策として、日焼け止めだけでなく長袖を着たり、日傘やサングラス、帽子の使用をおすすめします。

また日差しの強い夏だけでなく、紫外線は一年中お肌に当たります。一年を通して紫外線対策を心がけましょうね。

5.過度な洗顔や刺激の強い化粧品などは避ける

大人になると皮脂の量が減っていきます。そのため大人のニキビには過度な洗顔はかえって肌を乾燥させ、肌荒れの原因となります。また過剰に皮脂の分泌を抑えるような化粧品

の使用は避けましょう。

6.お化粧はその日のうちに必ず落とす

飲み会から帰って化粧落とすのがめんどくさい…このまま寝てしまいたい…なんて日もありますよね。でもお化粧だけはさっと落とせるものでもいいので落としてから寝てくださ

い。お化粧したまま寝た日のお肌の負担は想像以上だと思ってくださいね。

美容鍼では全身治療を行うことでニキビのできにくいお肌を目指していきます。

美容鍼

もちろんできてしまったニキビを治すこともしますが、大事なのはそこから。

また同じところにニキビができてしまわないよう普段からケアしていくことが大切です。

お肌のお手入れに迷ったら普段のスキンケアに美容鍼をちょっとプラスしてニキビのないお肌にしていきましょうね。

ニキビでお困りの方のおすすめのメニュー

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